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おっちょこちょい/WIP
おおおぅぅぅ
やってしまいました。

みやよ40歳、過ちを犯してしまいました。 
今、編んでいるカーディガンの後身頃に一大事発生です。

4月16日にキャストオンしたカーディガン。
裏編み主体で、交差の模様編みが縦中心に入るパターンです。
ポケットなんかも付いちゃうぞ~     
 IMG_5936_2_1.jpg
6号針で身頃丈70cm。(Not so bad!!)
でも、なかなか進まず後身頃が終わりません。

ここまで9日間。長かった 
そして後身頃終了まで後20段! と思ったら…

うそ!うそ!うそおおう!!うそっ うそっ
気づいちゃった、何故今気づく!?
いっそ、気づきたくなかったのよ~ 

目を閉じて、歯を食いしばろう。
現実逃避したいから、出てくる言葉は、うそ!うそ!うそ~

すぐ分かっちゃいますね。
左右対称ではないのだ。美しいシンメトリーではないのだ。

IMG_5937_1_1.jpg 
   ↑=63目                        ↑=53目
模様をはさんだ左右の目数が10目も違うのです!
なぜに終わり寸前で気づくのでしょうか
もっと早く気づきたかった
非常に萎えております。

作り目を10目多く作っていたのが元凶。
数くらいしっかり数えたいものです。
因みに、私の数え方のコツは(注:こんな間違いを犯すので参考にはなりませぬ)

2、4、6~10。
2、4、6~20。ここで20歳代の(ピチピチした)自分の思い出をイメージ。
2、4、6~30。ここでは30歳代の(油の乗った)自分の思い出を。
っと進み、自分の年齢を越してからは
2、4、6~50。50歳代の人を思い浮かべる。
2、4、6~80。80歳代の人、または亡くなった人。よしおじいちゃん。
90はとみえばあちゃん。
100以上は振り出しに戻ります。

たまに嗜好を変えて、20台は知り合いの2歳児を。
50台は5歳児をっとやってまふ!

ははは、こんなんやってるから間違えるのかな~
数える途中で中だるみして、あれ50台?60台?どっちだっけ?って皆さんならないのかしら?
記憶力と集中力が衰えているということかがっくし

立ち直りも早く、最初から編みなおしを始めました。
針の号数を1号上げちゃって、がしがしと取り戻すぞ!



ついでながら、3月初旬に始めたこのセーターも放置状態です。
ちょっときついかなっと思い始めてから、手がつけられません。

きっと今は編み物氷河期。
IMG_5956_1_1_1.jpg  

喜びも~悲しみも~編み物だから~許せるのさ~♪ (作詞みや)



カーディガンはこちらの本からです。
 

手あみのワンピースとチュニック (Let’s Knit series)手あみのワンピースとチュニック (Let’s Knit series)
(2009/09)
不明

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紫のプルは、YellowcosmoさんのSage Blouse
ラベリー上で提供されている無料パターンです。


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Posted by miyayo
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[編み物 洋服/Garment カーディガン/Cardi]  thema:編み物 - genre:趣味・実用
キッチンのリス/Hello Squirrel Kitchen Mitten
編み込み模様の作品は、私にとって編むというより、目の保養なのであります。
「編み込み」がとっても苦手なのであります。

フェアアイルセーターを幸せそうに編む素敵な自分を想像するのですが、
「いかん、いかん、おいらには無理、無理」
と首を横にブルンブルン振り振り、戒めはじめてから20年。

昔、大敗北して、トラウマをかかえております。
挫折してからの十数年は、編み込みのせいで編み物自体から遠ざかることになりました。
とても難しく感じたのは、裏糸の引き具合と糸がねじれてしまうことだったな。

そんな暗く、へたれな過去を持つ私ですが、
あれ以来、人間的にも熟成し、忍耐力のついたおばさんマンへとパワーアップ!
編み込み模様と対峙する時期が来たようです。
フェアアイルよ、どんとかかってきなしゃい。

は~前説が長いな。
兎に角、ちょっとやってみようかなっという気になりまして。

取り組みやすい小物で、しかもかわいいパターンをラベリーで見つけました。

防寒用ミトンですが、わが町は冬でもそこまで寒くならないので、
キッチンミトンにしました。
しかも、2つ作らなくても良いので、これはがんばれそうですぞ。


Hello Squirrel Kitchen Mitten

IMG_5895_2_1_1.jpg 

オリジナルSquirrelly Swedish Mitten は緑と黄緑の2色で、
とてもかわいらしい配色です。
さて私はどうしよう。遊び心がくすぐられて、こちょばゆい。

最初は、雪の降る青い世界にして、木の上部も白くして雪を積もらせよう!とか
木を黄色にして秋の森にしようっとか、娘とぬりえをしながら考えました。
結局、家にあるコットン糸の中から、残量の多い茶色を中心に配色を決めました。
白を入れる予定はなかったのですが、濃い色ばかりだったので、少しトーンを和らげればと思い急遽追加。

 
IMG_5915_2_1.jpg  
  
この使い込んだミトンの上に被せるため、一回り大きいサイズで編みました。
始めは二つのミトンを縫い付ける予定でしたが、
水通ししてから乾くまでに、たいそう時間がかかったので、
今後の洗濯と乾燥を考慮して縫い付けないことにしました。

 IMG_5899_1_1.jpg

問題の編み込みですが、
相変わらす手ごわかったけど、姑息な手段を使ってなんとかやりましたぜ。
その手段とは、少し編んでは棒針で編み目を引っ張り出したり、裏糸を弱めたりして、
オリジナルの編み目をことごとくぶっ壊し、仕切りなおす。
編んでいる時間より、棒針片手に編み目をいじっている時間の方が正直長かった
情けないかぎりです。

IMG_5888_1_1_1.jpg

糸のねじれ対策はこちらで知りました。
通常の場合(右利きフランス式)、左の人差し指には地糸をかけ、
右手の人差し指には配色糸をかけて編むとねじれないそうです。

裏糸の引き具合のコツがあったら教えてくださ~い。
たくさん編んでいくことで、適度な感覚を得られるのかな。先は長いのである。

IMG_5904_1_1_1.jpg  
                             「さよなら~」
ミトンも手を振っております。

無料パターンを公開してくれている
Elli StubenrauchさんのかわいいブログElliphantom Knits
たこや鳥柄のミトンもとても素敵です!

Posted by miyayo
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[編み物 手/Hands]  thema:編み物 - genre:趣味・実用
ピンクボレロ/Pink Cloud

自分用のCloud Boleroが完成したのは、結婚式の前日の午後2時でした。
おやつタイムでホッと一息いれてから、2時間後の4時に、
娘の結婚式用Cloud Boleroをキャストオンしました!

2枚目だし、
子供用だし、
父ちゃんは仕事で遅くまで帰ってこないし、

うーん、風は追い風。
翌日の結婚式までには完成できそうです!

ゲージをとる時間も惜しく、
以前、娘用に購入していたピンクの糸8ply/DK(並太くらい?)と、
どんぶり勘定で決めた12号の輪針で勝負。

私はSサイズで編みました。娘は一番小さいXSサイズでいきます。
作り目は全サイズ同じで50目。
パターンのサイズ幅は段数を増やすかどうかの違いなので、
SとXSはまるっきり同じ編み方、編み目数です。

娘用はXSのパターン通りに
もくもくと3時間集中したのち、
これぞオリジナルCloud Boleroが完成しました。

Pink Cloud   4歳児用
                    

IMG_5830_1_1.jpg

糸の太さは、自分用も娘用も同じ。
でも、針を8.0mmから5.7mmに小さくするとこんなにも
仕上がり寸法に差がでるものなのですね。
サイズ、ばっちりでした!


 IMG_5843_1_1.jpg

ボタンは母ちゃんとおそろいでしゅ。

IMG_5835_4_1.jpg 

女に目覚めてしまった4歳児。
化粧するは、ジャラジャラ身に着けたがるは、
あせってませることないのに。女の人生、これから長いぜ。

私の4歳の頃は、
鼻水たらしながら泥団子作ったり、アリをぼーっと見てたな~。

↓は、のこ様、リクエストの棒針ピー子の伏せ止めです。
英語の発音だと、ピコットがピーコに聞こえることから、
何故か、のこ様はピコットを擬人化してピー子と呼びなさってます。
おもろい人です。

  IMG_5881_1_1.jpg

 肝心の娘の反応は、イマイチでした。
写真を撮り終わったら、さっさと脱いで、それ以後着てくれません うるうる

こんなにまっピンクでかわゆいのに!
ピンクがいいって言うから、ピンクにしたのに!

予測不可能な発展中女子なのであります。       


Posted by miyayo
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[編み物 洋服/Garment カーディガン/Cardi]  thema:編み物 - genre:趣味・実用
月雲/Moon Cloud Bolero

普段はめかすこともなく、たいした洋服も持っていない私ですが、
さすがに結婚式に出席するとなると、普段よりがんばらないといけませぬ。

ドレスは、”いくよくるよ”の今くるよさんが好みそうな
ドン、ドン、ドオーンと3段階で広がる黒のドレスを買いました。
これが素敵かどうかはさておき。 気に入っちゃったのよ。

肩が総出だし、季節は秋だし、
何か羽織るものが欲しいと思っていました。

そして式までの日にちが一週間後になってやっと重い腰をあげ、
以前からラベリー上で目をつけていたボレロを編み始めました。
大人気のスコッティッシュデザイナーのYsolda Teagueさんの作品です。
パターンはUK発、Yarn Forward Magazine上で
Cloud Boleroの名で公開されてます。
うれしいです~涙ものです 


Moon Cloud Bolero

IMG_5819_1_1.jpg

 
「あれ、これボレロって呼びますか?」
そうなのです、トップダウンなので試着しながら編んでいたのですが、
どうもショート丈だとかわいすぎちゃって、
「あれれ、このおばちゃん、わっかずっくり!」
って試着するたびに頭の中で指差されるもので、
どんどん長くなりました。袖は最初から長めで行こうと思ってました。

IMG_5825_1_1.jpg

 このFan and featherの模様編みはButtercupでも経験していたのですが、
今回は全体に模様が入るので、すんばらしく苦労しました。

模様の中心がずれるは、ラグランの増やし目と模様の掛け目を混同するは、
そんなんで良く分かってないのに、袖を自力で付け足そうと無理したり。
あたしってバカなんだなっと黄昏ること3回。

3度やり直した後、パターンを整理し図面におこしてみました。
おほほ~早くそうすればいかった。
法則がクリアになると、なんのことはなかったのでした。

IMG_5808_2_1_1_1.jpg

 
袖は袖下で作り目8目とり、最初の4段と8段目で1目減目して、
そのあとは増減なしでいきました。
身頃は増やし目しないと、着た時に左右身頃が脇に流れてしまいそうだったので(ピチピチということです)、増やすことにしました。 模様を作るのは4段おきなのですが、その時に6回するはずの2目一度を5回にして、最後まで4段ごとに一目ずつ増やしていきました。
これはラベリーで素敵に編まれていたsparklink02さまのNOTEから勉強させていただきました。
Meriさん、ありがとうございます!

IMG_5803_1_1.jpg

 
そして、最初読んだときはチンブンカンプンだったピコットの伏せ止め。
こんなんです→cast off 3, (sl st on right needle back onto left needle, cast on 2, cast off 5)
英語が母国語の旦那でも、編み物をやらなきゃ、ただの人でした。
(ダメもとで旦那に聞いてみたのよ)

これはYouTubeでやり方を学びました。
棒編みのピコット止めはお上品でいいですね。

IMG_5822_2_1.jpg

真珠っぽいボタンを一つ?三つ?と迷いましたが。
二つがしっくりいきました。


IMG_5811_1_5_1.jpg

 久しぶりにいい感じです。
これは、着まわせそう。

そう言えば、結婚式では服のことで誰からもいじられなかったな  
いけてなかったのかな、わし…
くるよ師匠~

  

Posted by miyayo
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[編み物 洋服/Garment カーディガン/Cardi]  thema:編み物 - genre:趣味・実用
愛と自然に抱かれた結婚式
ガバッと布団から顔出して、薄目でデジタルクロックを覗き込むと
10:30!
ぎょえ~旦那は10時出勤。大遅刻!!やば、やば、やばし。
本人隣りですこやかに寝ておる!!
ゆさぶったら、むにゃむにゃ声で
「サマータイム終わったから…」

は~そうでしたか。
本日から1時間遅まり、
10時半と思いきや、世間は9時半として動いていました。

昨日は親戚の結婚式があり、
深夜に帰宅した私たちには、1時間余分に寝れたことはうれしいご褒美でした。

今だにサマータイムの始まりと終わりは、リズム乱れます。
乱れついでに、今日一日はだらだら過ごしちゃおかな



さて、その結婚式。
あたたかい人々がのんびりした環境に集まり、終始感動に包まれた式でした。

今回の主役、主人の姉の息子Jがめぐり合ったのは、知的でやさしい女性でした。

JはIT関連の仕事をしていますが、
お金がたまると旅に出て、何年も帰ってこなかったり、
パプアニューギニアでボランティア活動をしたりと、
風貌は口とあごひげを蓄えて熊五郎のようですが、
中身はテディベアのように人なつっこくて心優しい人です。
 
そんなJの新妻Rは、英文学博士で本も執筆する知的で、物静かな女性です。
そんな二人がお互いのブログへのコメントを通して盛り上がり、
インドやネパール周辺を二人で旅することになりました。

R女史の親類は、Rらしくない行動に当初はとても驚いたそうですよ。

会場は教会ではなく、農業大学の広い敷地の中にある専用施設でした。

博物館にもなっているHomestead(牧場主の邸宅)の庭で
式は家庭的に開かれました。

新郎、新婦、親族の登場はクラシックカーに乗ってでした。
車はJの父親が半年前から組み立てはじめたそうです。
車の組み立てが趣味の人、オーストラリアには結構多いです。 

IMG_5841_1_2_1.jpg 

親戚が神父さんの役をした誓いの言葉や
ポエムが読み上げられたり、
作りたてのすしやサモサ(インド料理)やバイが次から次に庭に運ばれてきたり、
学校長によるHomesteadの歴史や解説のツアーが盛り込まれました。


ツアー中に邸宅の後ろ側を撮った一枚。
白い渡り廊下がかわいかった。 

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こんなのどかな場所で愛を誓い合うなんて、素敵でした。 

IMG_5852_2_1_1.jpg 

その後、日が暮れ始めた頃、点在するランタンの灯に先導されて、
元は羊小屋だった大きな建物に移動。
美味しい食事とスピーチとダンスとおしゃべり。
子供たちが疲れすぎてぐずり始めた頃に家路につきました。

新婚さん二人を愛するみんなのやさしい想いと、
ゆったりした自然に包まれて、
前向きなパワーのシャワーを浴びました。

「生きてるって素晴らしい!」ってベタだけど、思わせてくれた一日だったな。






Posted by miyayo
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[よもやま オーストラリア]  thema:日々のつれづれ - genre:日記
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